医療関係者の方へ

感染性廃棄物ガイドライン

感染性廃棄物は、排出者責任において適正な処理をしなければなりません。感染性廃棄物に関するFAQ、又は医療監視に関しての情報を記載しています。

「感染性廃棄物」とは?

医療関係機関等から発生し、感染するおそれがある廃棄物をいいます。
次の例の他、専門知識を有する者(医師、歯科医師及び獣医師)によって感染の恐れがあると判断される場合は感染性廃棄物とされます。

「血液等が付着した鋭利なもの」

(例)注射針 メス 割れたガラス瓶・アンプル類・プラスチック等。

「血液が付着した鋭利でないもの」

(例)ダイアライザー 脱脂綿・ガーゼ・手袋類(血液が付着したもの)

「血液等」

(例)血液 検査廃液(血液検査に使用するもの)。

感染性廃棄物処理のFAQ

感染性廃棄物を適正に処理するにはどのようなことが必要ですか?
感染性廃棄物を適正に処理するには以下の項目が必要です
1.感染性廃棄物の管理体制

医療機関の管理者等は、特別管理産業廃棄物管理責任者を置き、管理体制の充実を図らなければなりません。

2.処理計画の作成

施設内で発生する感染性廃棄物の種類、量を把握し、適正な処理が行われるよう処理計画を定めるよう努めなければなりません。

3.管理規程の作成

施設内における感染性廃棄物の取り扱いについて、必要に応じて管理規程を作成しなければなりません。

4.処理状況の帳簿記載及び保存

特別管理産業廃棄物を生じる排出事業者及び処理業者等は、法令で定める帳簿を備え、5年間保存しなければなりません。帳簿は、法令で規定する記載事項が網羅されていれば、様式は問いません。

施設内における感染性廃棄物の取扱い注意点は?
施設内における感染性廃棄物の取扱いに関しましては以下に注意しましょう
1.分別

感染性廃棄物は、他の廃棄物と分別して排出しなければなりません。

2.施設内における移動

施設内おける移動は、移動の途中で内容物が飛散・流出するおそれのない容器に入れて行わなければなりません。

3.施設内における保管

保管場所は、関係者以外が立ち入れないように他の廃棄物と区別して保管しなければなりません。

4.梱包

感染性廃棄物の収集運搬を行う場合には、あらかじめ次のような容器入れて、密閉しなければなりません。
・密閉できること。
・収容しやすいこと。
・損傷しにくいこと。

5.表示

感染性廃棄物であることを識別できるよう、容器にはマーク等を付けなければなりませんが、性状に応じて次のようにマークの色を分けることが望ましいとされています。

バイオハザードマーク

6.施設内処理

施設内で感染性廃棄物を処理する場合は、焼却設備で焼却、溶融設備で溶融、滅菌装置で滅菌又は肝炎ウィルスに有効な薬剤又は加熱による方法で消毒しなければなりません。

施設内で感染性廃棄物を処理できない場合は?
以下の項目を行ってください
1.委託契約

医療機関等は、感染性廃棄物の処理を自ら行わず他人に委託する場合は、法に定める委託基準に基づき事前に委託契約を締結しなければなりません。 又、収集運搬は収集運搬業者と、処分は処分業者それぞれとの契約が必要になります。

2.マニフェストの交付

感染性廃棄物の処理を他に委託する場合、定められた様式による産業廃棄物管理票(マニフェスト)に必要事項を記入して交付しなければなりません。

3.排出事業者の責任

詳しくは排出事業者の責任とは?のコンテンツをご覧下さい。

排出した廃棄物はどのように処理されますか?
資料の請求をしていただければ、詳しい資料をお送りします。
回収を依頼した場合、いつ回収に来てもらえますか?
廃棄物のご相談に応じて回収致します。
感染性廃棄物であれば、何でも回収できますか?
契約書に記載された範囲内において回収を行います。
1回あたりの費用はどのくらいかかりますか
無料でお見積りにお伺いしますので、お気軽にご相談ください。

上記以外に詳しくお知りになりたい方は、環境省のHPをご覧下さい。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=4791

医療監査の対応での必要事項は?

1.マニフェストの管理

①マニフェストの伝票(A票・B2票・D票・E票)は揃っているか?
②マニフェストの記載に漏れはないか?
「運搬業者名」「処分業者名」「照合確認欄」「伝票右下の日付等」

2.処分委託業者

2-1、契約書

①契約書はあるか?
②契約書の期限は切れていないか?

2-2、許可証(収集運搬、処分)

①業者の許可証があるか?
②許可証の期限はきれていないか?

3.感染性廃棄物の保管場所

①感染性廃棄物の管理体制は大丈夫か?
②特別管理産業廃棄物管理責任者が設置されているか?
③感染性廃棄物の処理計画が作成されているか?
④感染性廃棄物の取り扱いの管理規定はあるか?
⑤分別、梱包、表示は適切かどうか?
⑥感染性廃棄物の処理状況の帳簿が作成され保管はできているか?

以上の点で、注意が必要です。
尚、「医療監査の対応での必要事項」に記載されている内容は、「感染性廃棄物処理のFAQ」にも記載されている情報ですのでご参考にしてください。